2020年10月 5日

大きな可能性を秘めた再生医療

大きな可能性を秘めた再生医療

大きな可能性を秘めた再生医療

従来の臓器移植や薬物治療とは異なり、生きた細胞を使って失われた組織や臓器の機能を回復させる医療のことです。

ヒトの身体は無数の細胞で構成されており、老化や病気・怪我などでその機能が低下もしくは失われます。細胞の中には成長後の欠損や欠陥が生じた場合には再生することが困難なものも多数存在し、そうした細胞を再生させ機能回復を図ることで今まで不可能と言われていた治療を可能にすることができます。

なかでも細胞のもとになる「幹細胞」を利用することで、自分と同じ細胞を自分で作り出すことができるので、「重症心不全」や「肝硬変」、「肺線維症」など難病治療にも応用できる可能性が高く、世界中で研究が進められています。

技術の応用で身近な分野にも新たな未来をエイジングケアや育毛分野再生医療は幹細胞を用いて「細胞を再生させる技術」なので、難病治療だけで無く肌細胞の再生も期待できます。実際にロート製薬様では、脂肪幹細胞はコラーゲンを生み出すことを発見し、この技術を活かしたエイジングケアを実現するべく研究を重ねています。

また、毛髪の土台となる脂肪層に存在する「脂肪由来間葉系幹細胞」も発毛・育毛のカギになるのではないかと考えられ、研究も進んでいます。この研究が実現すれば身近な分野でも大きな効果が期待され更なる明るい未来に繋がるはずです。

検査ノウハウ当社では、ウィルス検査、無菌検査、フローサイトメーター検査などによる徹底した品質管理技術、トレーサビリティシステムによる工程管理技術をもっています。こうした技術により、活性化リンパ球は、細菌などの微生物に汚染されていないことの確認や活性状態を高精度で確認することができます。
そして、各種ガイドラインや最新研究結果の情報収集、発信などを行うことで常に最新の情報を元に対応出来る体制を整えております。

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